第110回薬剤師国家試験は2025年2月22日(土)と23日(日)の2日間で実施されました。6年間の学費がちらつく試験ということで中小企業診断士などの試験とはプレッシャーはまた違う薬剤師国家試験。そんな国家試験について改めて整理してみました。
薬剤師国家試験は2025年で110回目を迎える歴史ある試験
合格発表日
2025年の第110回薬剤師国家試験の合格発表日は、3月25日(火)14時に厚生労働省のウェブサイトにて受験地毎に合格者の受験番号が発表されるとのことです。

参考:厚労省 https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/goukaku.html
薬剤師国家試験の概要についておさらい
薬剤師国家試験は、薬学の基礎から実務まで幅広い分野が問われる試験で、一般の方には馴染みがないので分かりにくいかもしれませんが、2日間ありで複数科目で一定数を取得していくものなので中小企業診断士に少し似てるかもしれません。合格に必要な正答率は例年65%前後となっております。
試験日程・試験時間
薬剤師国家試験は例年2日間にわたって実施されます。
1日目
- 必須問題(90問):2時間30分
- 理論問題(薬学理論問題)(105問):3時間
- 理論問題(薬学理論問題)(105問):3時間
2日目
- 理論問題(薬学実践問題)(90問):2時間30分
- 実践問題(薬学実践問題)(75問):2時間
試験問題数
- 合計 465問
- 必須問題:90問
- 理論問題:210問(105問×2)
- 実践問題:165問(90問+75問)
試験科目
薬剤師国家試験は、以下の科目に分かれています。
(1) 必須問題(90問)
- 必須問題はより基礎的な知識のため正答率が一定以下の場合は不合格になる可能性があります。
(2) 薬学理論問題(210問)
- 物理・化学・生物(薬学の基礎的な分野)
- 衛生(公衆衛生、環境衛生、食品衛生)
- 薬理(薬の作用、薬効、薬物動態)
- 薬剤(製剤設計、製剤学)
- 病態・薬物治療(疾患と治療薬)
- 法規・制度・倫理(薬機法、薬剤師法、医薬品の販売制度)
(3) 薬学実践問題(165問)
- 病態・薬物治療の応用
- 調剤・製剤設計
- 医療現場での対応力
- 実務的な症例問題
- 在宅医療やチーム医療の事例問題
合格基準
- 総得点が基本的には約65%以上(必須科目は70%以上)が目安となっています。(年度により変動)
- 必須問題の正答率が一定以上
- 禁忌肢(医療倫理に反する重大な誤答)を一定数以上選ぶと不合格
過去の薬剤師国家試験をみてみる
試験余裕だった人もいればドキドキが止まらない人も多いかと思います。あくまで参考ですが、過去の薬剤師国家試験について記載してみたいと思います。
過去の合格点の推移(過去5年間)
- 第105回(2020年):235点(68.1%)
- 第106回(2021年):226点(65.5%)
- 第107回(2022年):221点(64.1%)
- 第108回(2023年):215点(62.3%)
- 第109回(2024年):210点(60.9%)
※各回345点満点 点数の右横の( )は正答率
※YAYUYOMI.JP参考

パッと210点の60.9%に目が行ってしまう。過去5年間では220点でも2/5回しか合格しないのに、なぜ210点をみてしまうのか。人は希望を探す生き物なんでしょうかね。(わたしだけ!?)
過去の合格率の推移


画像が粗いのでもしよければ元のエクセルファイルをダウンロードの上、確認してみてください。
ここ数年は70%弱程度の合格率で調整されている様子が見られますね。2024年は問題難易度も高かったのか、正答率61%程度で合格になっているようです。
なお、現役生の合格率は85%程度に対して浪人生は、、、どうした浪人生!


せっかく薬剤師を志して6年間大学通った(卒業した)のですから、まずは資格取得のマイルストーンに全力で臨むのを期待しています。
おわりに
いずれにしても、受かる、受からないはひとまず横によけるとして、努力や頑張りは決して無駄にはなりませんからね。まずは、ここまでやり抜いた自分を誇りに思ってください。
しっかり休んで、次のステップに向けてまた前を向いて進んでいけますように!



わたし、いまだに夢に出てくる位ですからね。働くと薬剤師の悪いところばかり意識しちゃうんですが、もっと資格大事にしたいなと思いました。
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