こんにちは、ヤツPと申します。
「薬剤師を学ぶ」にお越しいただき、ありがとうございます!
はじめて訪れてくださった方も多いと思いますので、少し長くなりますが、私自身の歩みを自己紹介としてまとめさせていただきます。
略歴
都内の薬学部を卒業後、最初のキャリアは外資系製薬企業でのMRでした。医師の“しもべ”のような日々を過ごすなかで、「せっかく取った薬剤師資格、このまま眠らせるのはもったいない…」という思いが芽生え、上場ドラッグストア企業に転職。そこで約10年間、外来・在宅・本部勤務と幅広い業務に携わりました。
その後、未来社会の変化と自分のスキルセットにギャップを感じ、思い切って金融業界へ。投資系企業で年下のコンサル出身者に揉まれながらも、知識と視野を一気に広げ、年収は4ケタの大台を突破しました。現在はテック系スタートアップのCMOとして、事業企画やマーケティングに従事しつつ、セミナーや交流会(ときどき飲み会)にも顔を出す40代会社員です。
大学時代
薬学部に入学した理由は、「薬剤師免許があれば食いっぱぐれないだろう」という実にシンプルなもの。ですが、実際は国家試験対策に追われ、「大学ってほぼ予備校じゃん…」と感じる日々でした。
芝生で本を読み、恋人が目隠ししてくれるような青春は最後まで訪れませんでしたが、その分、本や仲間との議論にのめり込む時間は確かにありました。
薬剤師免許を活かしていた時代
10店舗以上を経験し、患者さんと気軽に世間話をしながら服薬指導をする雰囲気が大好きでした。在宅業務では、月20名以上の患者さんと施設2棟をほぼ一人で担当。外来との両立は大変でしたが、患者さんの笑顔に救われていた気がします。
名前を一包化の袋に手書きしていた時代を経験しているのも、今となっては良い思い出です。
金融業界での学び
投資系企業での日々は、とにかくスピードと刺激に満ちていました。毎日のように新しい案件が舞い込み、気づけば知識も交渉術も鍛えられていました。
業界を問わず通用するビジネスの“型”や“フレームワーク的な思考法”をここで学びました。今の自分を形づくる土台の多くは、この時代に培われたものです。
趣味と私生活
趣味は、筋トレで汗を流し、体と気持ちをリセットすること。ミステリー小説を読むのも好きで、東野圭吾や伊坂幸太郎の世界観に浸る時間は至福です。
また、仕事の場面では「どうすれば複雑な課題をシンプルに整理できるか」を考え、フレームワークを組み立てるのが得意です(いわば“課題解決の設計図を描く”のが楽しみ)。
休日はフットサルで汗を流し、失った水分はビールでチャージしています。
ブログの想い
このブログ「薬剤師を学ぶ」では、“薬剤師がどうすればキャリアや年収をアップデートできるのか”をテーマに情報発信をしています。
現状の薬剤師業界では、努力やスキルが必ずしも給与に反映されないのが現実です。「独立しか選択肢がない」と思い込んでしまう人もいますが、全員が独立を望んでいるわけではありません。
だからこそ私は、薬剤師が「キャリアの次の一歩」を見つけられるように、経験談や具体的な提案を届けたいと考えています。最終的にどう動くかは自分次第ですが、その判断を後押しするきっかけになれば嬉しいです。
同じ薬剤師資格を持つ仲間として、皆さんと一緒にキャリアの冒険を続けていければと思っています。